2005年11月

全身被ばくと部分被ばく

全身被ばくと部分被ばく
同じ線量なら 部分<全身=全身のほうが影響の程度が大きくなる

部分被ばく :放射線を受けた部にのみに現れる
全身被ばく :放射線の感受性が高い部位から影響が現れる
         造血臓器・生殖腺・小腸など

放射線感受性の程度
確定的影響→しきい線量で表す
         小さいほど組織・臓器の感受性が高い
確率的影響→組織荷重係数で表す
         大きいほど組織・臓器の感受性が高い

実効線量 :全身、部分被ばくを区別することなく確率的影響を表す線量

実行線量(Sv)
全身に対する総和(等価線量×組織荷重係数)
組織荷重係数:組織の相対的な感受性

内部被ばくと外部被ばく

外部被ばく :身体の外から放射線を受ける
内部被ばく :身体の中にある放射性物質から放射線を受ける
両者ともに同じ線量に対する影響は同じである

放射線の管理方法や被ばく線量の評価方法が違う
外部被ばく管理 :距離・遮蔽・時間
            透過力の大きい放射線を管理する
内部被ばく管理 :身体に放射性物質をできるだけ取り込ませないようにする
           空気中の放射性物質の濃度等
           すべての放射線に対して注意する

透過力の大きい放射線 :エックス線、ガンマ線、中性子線等
透過力の小さい放射線 :ベータ線、アルファ線等

放射線障害の発生

放射線障害の発生
細胞核内のDNAの損傷度合いが修復・回復能力によって直しきれない場合に放射線障害が発生する

放射線量が少ない場合は回復ので障害はとくに発生しない
放射線量が多い場合は回復能力が追いつかなくなり障害が発生する

障害の種類
がん     :細胞が無制限、無秩序、無差別に細胞分裂を繰り返す
遺伝的影響:生殖細胞に不都合があった場合に起こる

遺伝的影響やがんは受けた放射線量応じて発生確率が増えると推定しているが、放射線防護の基準を守っている限り、個人のレベルでは心配ない

放射性感受性

放射性感受性

感受性が高いもの→細胞分裂するもの
血液を造る造血臓器
生殖腺:精巣、卵巣
小腸(消化管粘膜)

細胞分裂の際に細細胞核内の遺伝情報を持ったDNA(デオキシリボ核酸)に放射線のエネルギーが付与されさまざまな変化が起こってしまう

感受性が低いもの→細胞分裂をほとんど行わないもの
肝臓、筋肉、脳

内部被ばくと外部被ばく

外部被ばく→身体の外から受ける場合
内部被ばく→身体の
受けた線量が同じなら影響に差はない
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