2003/11/30
高等裁判所 民事訴訟 第3法廷 
正義の共鳴ののしり事件
主文
甲は自分の正義を主張するあまり
態度では示さず言葉の逆撫で行為で人を動かそうとするあまり
声を荒げまたみだらな言葉遣いでばかにし
自らは正当な行動を示さぬ態度に乙は心に深い傷を負ってしまった
乙は自分の正義を主張するあまり
相手が悪いと思ったら誰彼かまわず全力で相手を正そうとするあまり
大声で「ふぁー」叫びまず相手を萎縮させ
自分では冷静をよそういながらざくざくと人の心裡に自責の念を湧かせるよう
相手に逃げ道を与えることなく機関銃言葉で追い詰めてしまい
錯乱状態から脱走するために相手はかたくなに心を閉ざしてしまい
素直な自分を出すことの出来ないゆがんだ精神を形成させてしまった
丙は自分の身を守るあまり
甲及び乙両方の意見を鑑み
あなたの意見は正しいのだから正々堂々と相手にぶつけたほうが良いと思うと
甲乙の間を行き来しつつも第三者的立場を装い
このまま意見操作をしていたら甲乙お互いの正義が共鳴しあい
とてつもないバトルが発生するかもしてないという認識がありながら
発生すればしてもよいという認容があったにもかからずその後昼寝をしていた
判決
甲は自らを民の絶対的シンボルと思い込み
遠くを監視しするだけで自分は動かない海を照らす灯台のように振舞うが
相手からの信頼を受けるような言葉遣いがたらないので
乙から人前で愛称で「とうだいくん」と呼ばれることを許すこと
ただし第三者から理由を聞かれた場合
東大出身者のように広い知識があるからだといってもかまわない
乙は危険ボールが迫っていることを知らせるために驚かすようにふぁーと叫び
ゴルフで打ち損ねて人に玉をぶつけそうになってしまった人に対しても
自責の念を植え込めさせるいやみに聞こえるようにして萎縮させてしまう
甲から人前で「キャディーさん」と呼ばれることを許すこと
ただし第三者から理由を聞かれた場合
キャディーさんのように相手を気遣い喜ばせ気持ちよくプレーしてもらえるような人だからと言ってもかまわない
丙はエレベータ内ですかしおならをすれば誰かが呼吸困難に陥り死亡してしまうかもしれないのに
まぁいっかと放屁し次の階で出て行って昼寝をしていて事の顛末を見ることが出来なかったが
何かが起こる認識がありながら発生すればしても良いという認容があった
これは密室の故意・・・基い未必の故意にあたるので
甲乙から「みっひー」もしくは「みっふぃー」と呼ばれることを許すこと
ただし第三者から理由を聞かれた場合
ウサギのキャラクターミッフィーのように皆に親しまれていると言ってもかまわない
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本来こんなことを書いている私自身が行っている行為こそ『未必の故意』そのものかもしれない
業務上過失致死の場合最高15年かぁ