問題 56 核医学画像処理で正しいのはどれか。2つ選べ。
1. サブトラクションは2画像間の乗算である。
2. 画像フィルタの使用によって画素値は変化する。
3. グレースケール表示をカラー表示に変えると画素値が変化する。
4. 心電図同期心筋血流SPECTで左室駆出率は測定できない。
5. バックグラウンド関心領域の形状と部位との設定で分腎機能測定値は変化する。
1. サブトラクションは2画像間の乗算である。
2. 画像フィルタの使用によって画素値は変化する。
3. グレースケール表示をカラー表示に変えると画素値が変化する。
4. 心電図同期心筋血流SPECTで左室駆出率は測定できない。
5. バックグラウンド関心領域の形状と部位との設定で分腎機能測定値は変化する。
1. サブトラクションは2画像間の乗算である。
× 2画像間の減算のこと
201Tlと99mTcの副甲状腺腫瘍の描出
99mTc-ECDのDiamox負荷の負荷後等に用いる
2. 画像フィルタの使用によって画素値は変化する。
○ マトリックスに含まれる高周波成分をカットするわけだからそこのマトリックスカウントは小さくなる
3. グレースケール表示をカラー表示に変えると画素値が変化する。
× 変化しない・色が変化するのみ
4. 心電図同期心筋血流SPECTで左室駆出率は測定できない。
× 同期で得られるED・ESの輪郭から求められる
ED:最大拡張期 ES:最大収縮期
以前は心動態シンチで求めていた
5. バックグラウンド関心領域の形状と部位との設定で分腎機能測定値は変化する。
○ GFR(糸球体濾過値)家ERPF(有効腎血漿量)の値は投与放射能と腎臓への摂取率から求めるので変化してしまう