99/9/28
 よいよい父、二郎は転院しました。
 前の病院にいては一生出ることなく人生を終了してしまうと言う思いが強くなり、それを感じた私は脱走を進めました。
 仕事の関係で先生からの説明を聞くことが出来なかったので、tuma に思いを託し、脱走を企(くわだ)てました。
 だが無効も手強く、退院さててくれず外泊扱いになりました。
 私の勤めている病院にその日に何とか入院することが出来たのでまあ少しほっときました。
 私が大学病院に勤めており、職員の家族という計らいがあったみたいです。
 向こうの病院では脳梗塞の診断を付けることは出来なかったのですが、こちらへ来たら直ぐ脳梗塞の場所も指摘し、進行性のものとわかり、ただちに治療を受けることになりました。
 あのまま、前の病院にいたら大変なことになるところでした。
 話は前に戻りますが、前の病院は満床ではなかったので、退院させたくなかった訳なので、当日夜そのベッドが他人に使用されているのを確認して、おどしたら直ぐに退院許可がおりました。
 どんなおどしをかけたかはまねされるのでここに書くことは出来ません。