tegami.jpg 手紙
東野圭吾

貧困苦から強盗殺人を犯してしまった兄
その刑務所から届く月一回の兄からの手紙
弟が成長する過程での手紙への思いを
淡々と書いた小説
いじめることが出来ずに困惑する者
離れることが出来ずに優しくする者
自責でないことへの不幸を受け入れられず苦悩する弟
断ち切る試み
逃げずにずっと見守るある人
彼はどのようにして
兄を含めた人生を受け入れるのだろう
現在いじめ自殺が問題になっている昨今
責めるべき人をさばき続ける日本人報道
死は選択できるが
生は選択出来ない
死を選択した人を守る必要はないと思う
相談できなかった親を責めるべきだと思う
その両親もいない彼の生き様は
学生諸君の教科書に推薦するに値する作品です