放射線RadEffect_ch

職業被ばく線量

一人当たりの1年間の平均職業被ばく線量(mSv)

医師          0.26
診療放射線技師   0.67
看護師         0.13
非破壊検査従事者  1.61
原子力発電関係者  1.3

自然に発生するがんによる死亡割合は31%
放射線業務に40年間従事する間に毎年1.6mSv被ばくともなうがん死のリスクは
0.04×0.0016×40=0.00256となり
約0.3%増加することになる

 

放射線以外のリスク

1年間に10万人当たりの死亡率
日常生活では
自動車交通事故       7.5人
不慮の事故         30.8人
火災              0.81人
自然災害            0.09人

産業生活では
鉱業             883.5 人
林業              70.2 人
漁業              39.1 人
建設業             20.7  人
全業種             6.7  人
放射線業務被ばく(20mSv)  0.8  人
放射線業務被ばく(0.4mSv) 0.016人

容認できるリスク

個人の死亡リスク/年間
百人に一人→容認できない
千人に一人→積極的にリスクを下げようとする
一万人に一人→社会はあまり関心を示さなくなる
十万人に一人→社会はほとんど関心を示さなくなる
百万人に一人→社会はまったく無条件でリスクkを受け入れる

致死がん発生名目確率係数0.04/Sv
年限度20mSvの被ばく
0.04×0.02=0.0008
の確率となるが、上記に合わせると
0.0008×0.01×100000=0.8
となり十万人に約一人となる
年間放射線作業者平均約0.4mSvの被ばくとすると
百万人に約二人となるくらい小さい




個人と集団の放射線リスク

個人と集団の放射線リスク

個人のリスク :影響が個人に起こる確率
0.0001のリスクとは1万回遭遇したらそのうち一回はガンになる
値が十分小さければ無視できる

集団のリスク :影響が多人数のうちの何人かに起こる割合
0.0001のリスクとは1万人の集団が遭遇したら一人はがガンになる
実際の影響が集団の一部の人に起こってしまう

個人のリスクとしては無視できるものであっても
集団を構成する人数が大きい場合には集団のリスクとしては無視できなくなる

放射線リスク

放射線リスクとは
放射線利用に伴って発生するかもしれない
有害な影響の程度
影響の発生する確率(可能性)
危険事象の結果の大きさの程度
危険事象の発生の不確実さの程度

リスクの裏には利益がある
利益
放射線治療
放射線診断
原子力発電
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